二級ボイラー技士に挑む日々「独学で過去問を勉強」
日本ボイラー協会発行の「二級ボイラー技士教本」からボイラー技士の試験は出題されています。 この教本の目次にそって過去問をセレクトしました。日々少しづつ取り組んでみてください。
2015年12月12日土曜日
4日目 水管ボイラー
二級ボイラ技士教本 「水管ボイラ」 P21~29
この章からは「水管ボイラーの特徴」や「貫流ボイラーの特徴」が出題される傾向が大きです。
問1水管ボイラの特徴に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(H17前期出題)
①ボイラ水の流動方式によって自然循環式、強制循環式及び貫流式に分類される。
②伝熱面積当たりの保有水量が少ないので、起動から所要蒸気を発生するまでの時間が短い。
③伝熱面積を大きくとれるので、一般に熱効率を高くできる。
④負荷の急激な変動に際して水位の変動が少ない。
⑤種々の燃料及び燃焼方式に適応できる。
1
2
3
4
5
問2 水管ボイラーに関し、次のうち誤っているものはどれか。
(H19後期出題)
①ボイラー水の流動方式によって自然循環式、強制循環式及び貫流式の三つに分類される。
②自然循環式の場合、高圧になるほど蒸気と水との密度差が大きくなるため水の循環力が強くなる。
③貫流式の場合、細い管内で給水のほとんどが蒸発するので、十分な処理を行った給水が必要である。
④燃焼室を自由な大きさにできるので、燃焼状態がよく、種々の燃料及び燃焼方式に適応できる。
⑤高圧大容量ボイラーには、炉壁全面を水冷壁とし接触伝熱面が少ない放射形ボイラーが多く用いられる。
1
2
3
4
5
問3水管ボイラーについて、誤っているものは次のうちどれか。(H23後期出題)
①自然循環式水管ボイラは高圧になるほど蒸気と水との密度差が小さくなるためボイラ水の循環力が弱くなる
②強制循環式水管ボイラーは、ボイラー水の循環系路中にポンプを設け、強制的にボイラー水の循環を行わせる形式である。
③曲管式水管ボイラーは、一般に水冷壁と上下ドラムを連絡する水管群を組み合せた形式である。
④放射形ボイラーは、熱効率が高くなるため、超臨界圧力用ボイラーに多く用いられる。
⑤貫流ボイラーは、管系だけから構成され、蒸気ドラム及び水ドラムを要しないので、高圧ボイラーに適している。
1
2
3
4
5
問4 貫流ボイラーに関し、次のうち誤っているものはどれか。
(H18後期出題)
①管系だけから構成されているため、高圧ボイラーには適さない。
②負荷の変動によって圧力変動を生じやすいので、応答の速い給水量及び燃料量の自動制御装置を必要とする。
③細い管内で給水の全部あるいはほとんどが蒸発するので、十分な処理を行った給水を使用しなければならない。
④管を自由に配置できるので、全体をコンパクトな構造にすることができる。
⑤伝熱面積当たりの保有水量が著しく少ないので、起動から所要蒸気を発生するまでの時間が短い。
1
2
3
4
5
問5 貫流ボイラーに関し、次のうち誤っているものはどれか。
(H19前期出題)
①管系だけから構成され、蒸気ドラム及び水ドラムを要しない。
②給水ポンプによって管系の一端から押し込まれた水が、エコノマイザ、蒸発部、過熱部を順次貫流して、他端から蒸気となって取り出される。
③細い管内で給水の全部あるいはほとんどが蒸発するので、十分な処理を行った給水を使用する。
④丸ボイラーに比べて負荷の変動による圧力及び水位の変動が少ない。
⑤圧力が水の臨界圧力を超える超臨界圧力のボイラーには、すべて貫流式が採用される。
1
2
3
4
5
答え 4日目 水管ボイラ
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿