2015年12月21日月曜日

8日目 附属品(安全装置・送気系統装置)

二級ボイラ技士教本 「安全装置、送気系統装置」 P39~50 この章の「安全弁」や「主蒸気管、蒸気弁」に関する問題は、毎回出題されており出題頻度が高いです。



問1 ばね安全弁に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。(H16前)
①弁棒は、ばねの力で押し下げられ、弁体は弁座に密着している。
②弁体が弁座から上がる距離を揚程(リフト)という。
③揚程式は、弁座流路面積が最小となる安全弁である。
④全量式は、弁座流路面積がのど部の面積より十分大きなものとなるようなリフトが得られる安全弁である。
⑤安全弁軸心から安全弁の排気管中心までの距離は、なるべく大きくする。

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問2ボイラーのばね安全弁及び安全弁の排気管について、誤っているものは次のうちどれか。(H25後)
①安全弁の吹出し圧力は、調整ボルトにより、ばねが弁体を弁座に押し付ける力を変えることによって調整する。
②安全弁には、揚程式と全量式がある。
③揚程式安全弁は、のど部面積で吹出し面積が決められる。
④安全弁軸心から安全弁の排気管中心までの距離は、できるだけ短くする。
⑤安全弁の取付管台の内径は、安全弁入口径と同径以上とする。
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問3 ばね安全弁に関し、次のうち誤っているものはどれか。(H18後)
①弁棒はばねの力で押し下げられ、弁体は弁座に密着している。
②弁体が弁座から上がる距離を揚程(リフト)という。
③ばね安全弁には、揚程式と全量式とがある。
④全量式安全弁は、吹出し時の蒸気流路面積の中でカーテン面積が最小となる安全弁でる。
⑤吹出し圧力はばねの調整ボルトによってばねが弁座を押付ける力を変えることによって調整する。  
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問4ばね安全弁に関し、次のうち誤っているものはどれか。(H20後)
①ばね安全弁は、蒸気圧力が設定圧力に達すると自動的に弁が開いて蒸気を吹き出し、蒸気圧力が下がると弁が閉じる。
②吹出し圧力は、ばねの調整ボルトにより、ばねが弁座を押し付ける力を変えることによって調整する。
③吹下がりとは、安全弁の吹出し圧力又は吹始め圧力と吹止まり圧力との差である。
④ばね安全弁は、リフト形式によって揚程式と全量式に区分される。
⑤全量式安全弁の吹出し面積は、弁座流路面積で決められる。
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問5 ボイラーの送気系統装置について、誤っているものは次のうちどれか。(H26後期)
①主蒸気弁に用いられる仕切弁は、蒸気の流れが弁体内部でS字形になるため、抵抗が大きい。
②減圧弁は、発生蒸気の圧力と使用箇所での蒸気圧力の差が大きいとき又は使用箇所での蒸気圧力を一定に保つときに設けられる。
③気水分離器は、蒸気と水滴を分離するため、胴又はドラム内に設けられる。
④蒸気トラップは、蒸気の使用設備内にたまったドレンを自動的に排出する装置である。
⑤長い主蒸気管の配置に当たっては、温度の変化による伸縮を自由にするため、湾曲形、ベローズ形、すべり形などの伸縮継手を設ける。
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問6 ボイラの送気系統装置について、誤っているものは次のうちどれか。(H22後期)
①長い主蒸気管には、温度の変化による伸縮を自由にするため、エキスパンションジョイントを設ける。
②過熱器は、乾き度の高い飽和蒸気を得るため、ボイラ胴又はドラム内に設けられる装置である。
③蒸気トラップは、蒸気の使用設備中にたまったドレンを自動的に排出する装置である。
④減圧装置は、発生蒸気の圧力と使用箇所での蒸気圧力の差が大きいとき又は使用箇所での蒸気圧力を一定に保つときに用いられる装置である。
⑤沸水防止管は、気水分離器の一種で、ボイラ胴又はドラム内に設けられる装置である。 
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問7 主蒸気弁に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。(H17後期)
①主蒸気弁は、ボイラーの蒸気取出し口又は過熱器の蒸気出口に取り付ける弁である。
②玉形弁は、蒸気の流れが弁内でS字形になり抵抗が大きいため、主蒸気弁には用いられない。
③仕切弁は、蒸気が直線状に流れ抵抗は非常に小さい。
④アングル弁は、蒸気の入口と出口の方向が直角になっている。
⑤2基以上のボイラーが蒸気出口で同一管系に連絡している場合には、主蒸気弁の後に蒸気逆止め弁を設ける。
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問8 ボイラーの送気系統装置について、誤っているものは次のうちどれか。(H25後期)
①長い主蒸気管の配置に当たっては、温度の変化による伸縮を自由にするため、湾曲形、ベローズ形、すべり形などの伸縮継手を設ける。
②送気の開始又は停止を行うため、ボイラーの蒸気取出し口又は過熱器の蒸気出口に主蒸気弁を取り付ける。
③2基以上のボイラーが蒸気出口で同一管系に連絡している場合は、主蒸気弁の後に蒸気逆止め弁を設ける。
④主蒸気弁に用いられる仕切弁は、蒸気入口と出口が直角になったもので、高圧用であるが全開時の抵抗が大きい。
⑤メカニカルの蒸気トラップは、ドレンの存在が直接トラップ弁を駆動するので、作動が迅速確実で信頼性が高い。
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問9ボイラーの送気系統装置について、誤っているものは次のうちどれか。(H24前期)
①主蒸気弁には、アングル弁、玉形弁又は仕切弁などが用いられる。
②2基以上のボイラーが蒸気出口で同一管系に連絡している場合には、主蒸気弁の後に蒸気逆止め弁を設ける。
③低圧ボイラーの胴又はドラム内には、蒸気と水滴を分離するため沸水防止管を設ける。
④バケット式蒸気トラップは、蒸気とドレンの密度差を利用して蒸気を使用している設備内にたまったドレンを自動的に排出する。
⑤バイパス弁は、1次側の蒸気圧力及び蒸気流量にかかわらず2次側の蒸気圧力をほぼ一定に保つ。

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問10 ボイラー胴又はドラム内に沸水防止管を設ける理由として、正しいものは次のうちどれか。
①蒸気圧力の急激な低下を防止するため
②蒸気を水面の一定のところから取り出すため
③蒸気使用箇所での蒸気圧力を一定に保つため
④ボイラー内への給水を一定量に保つため
⑤水滴の混入しない蒸気を取り出すため
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答え 8日目 (安全装置、送気系統装置)

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