二級ボイラー技士に挑む日々「独学で過去問を勉強」
日本ボイラー協会発行の「二級ボイラー技士教本」からボイラー技士の試験は出題されています。 この教本の目次にそって過去問をセレクトしました。日々少しづつ取り組んでみてください。
2015年12月9日水曜日
2日目 ボイラーの構成
二級ボイラ技士教本 「ボイラの構成」 P11~14
この章からは1問出題されています。ただし毎回は出題されていないようです。
問1 ボイラーの構造に関し、次のうち誤っているものはどれか。
(H18後期出題)
①火炉は、燃料を燃焼し熱を発生する部分で、燃焼装置及び燃焼室からなっている。
②燃焼装置は、燃料の種類によって異なり、液体燃料、気体燃料及び微粉炭にはバーナが、一般固体燃料には火格子などが用いられる。
③燃焼室は、燃料の燃焼において、発生する可燃ガスと空気との混合接触を良好にして完全燃焼を行わせる部分である。
④燃焼室内を大気圧以上にしてボイラーを運転する加圧燃焼方式が、一般化されている。
⑤燃焼室に直面している伝熱面は接触伝熱面といわれ、燃焼室を出た高温ガス通路に配置される伝熱面は放射伝熱面といわれる。
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問2 ボイラーの容量及び効率に関し、次のうち誤っているものはどれか。
(H19前期出題)
①蒸気ボイラーの容量(能力)は最大連続負荷の状態で1時間に発生する蒸発量(kg/h又はt/h)で示される。
②蒸気の発生に要する熱量は、蒸気の圧力、温度及び給水の温度によって異なる。
③換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるのに要した熱量を基準状態の熱量に換算して求めたものである。
④換算蒸発量Geは、Gを実際蒸発量(kg/h)、h1、h2をそれぞれ給水及び発生蒸気の比エンタルピ(kJ/kg)とすると次の式で求められる。
Ge = G(h1+h2) / 2257 (kg/h)
⑤ボイラー効率とは、全供給熱量に対する発生蒸気の吸収熱量の割合をいう。
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問3 ボイラーの概要に関し、次のうち誤っているものはどれか。
(H20前期出題)
①燃焼室に直面している伝熱面は、対流伝熱面といわれる。
②燃焼室を出た高温ガス通路に配置される伝熱面は接触伝熱面といわれる。
③蒸気ボイラーの容量(能力)は、最大連続負荷の状態で1時間に発生する蒸発量[kg/h又はt/h]で示される。
④蒸気の発生に要する熱量は、蒸気の圧力、温度及 び給水の温度によって異なるので、ボイラーの容量を換算蒸発量によって示す場合がある。
⑤ボイラーの効率とは、全供給熱量に対する発生蒸気の吸収熱量の割合をいう。
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問4 ボイラーの容量及び効率について、誤っているものは次のうちどれか。
(H24後期出題)
①蒸気ボイラーの容量(能力)は、最大連続負荷の状態で、単位時間当たりに発生する蒸発量で示される。
②蒸気の発生に要する熱量は、蒸気圧力、蒸気温度及び給水温度によって異なる。
③換算蒸発量は、実際に給水から所要蒸気を発生させるのに要した熱量を、0℃の水を蒸発させて100℃の飽和蒸気とする熱量で除したものである。
④ボイラー効率とは、全供給熱量に対する発生蒸気の吸収熱量の割合をいう。
⑤ボイラー効率の算定にあたっては、燃料の発熱量は、一般に低発熱量を用いる。
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問5ボイラーの燃焼室、伝熱面及び燃焼装置について、誤っているものは次のうちどれか。
(H26後期出題)
①燃焼室は、燃料を燃焼し熱を発生する部分で、火炉ともいわれる。 ②燃焼装置は、燃料の種類によって異なり、液体燃料、気体燃料及び微粉炭にはバーナが、一般固体燃料には火格子などが用いられる。
③燃焼室は、供給された燃料を速やかに着火、燃焼させ、発生する可燃ガスと空気との混合接触を良好にして完全燃焼を行わせる部分である。
④燃焼室は、加圧燃焼方式の場合は開放構造になっている。
⑤高温ガス通路に配置され、主として高温ガスとの接触によって受けた熱を水や蒸気に伝える伝熱面は、接触伝熱面といわれる。
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答え 2日目 ボイラの構成
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