二級ボイラー技士に挑む日々「独学で過去問を勉強」
日本ボイラー協会発行の「二級ボイラー技士教本」からボイラー技士の試験は出題されています。 この教本の目次にそって過去問をセレクトしました。日々少しづつ取り組んでみてください。
2016年1月14日木曜日
15日目 「燃焼方式と燃焼装置」
二級ボイラ技士教本 「燃焼方式と燃焼装置」 P242~279
この章の毎回3~4問程度出題されています。
問1ボイラーの通風について、誤っているものは次のうちどれか。(25後期)
①炉及び煙道を通して起こる空気及び燃焼ガスの流れを通風という。
②煙突によって生じる自然通風力は、煙突内のガス温度が高いほど大きくなる。
③押込通風は、燃焼用空気をファンを用いて大気圧より高い圧力の炉内に押し込むものである。
④誘引通風では、温度が高く、すす、ダストや腐食性物質を含む燃焼ガスによってファンの腐食、摩耗が起こりやすい。
⑤平衡通風は、押込ファンと誘引ファンを併用したもので、炉内圧を大気圧より高く調節する。
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問2 ボイラーの重油バーナーについて、誤っているものは次のうちどれか。(25後期)
①圧力噴霧式バーナは、油に高圧力を加え、これをノズルチップから炉内に噴出させて微粒化する。
②戻り油式圧力噴霧バーナは、単純な圧力噴霧式バーナに比べターンダウン比が広い。
③蒸気噴霧式バーナは、蒸気を霧化媒体として油を微粒化するもので、ターンダウン比が広い。
④回転式バーナは、回転軸に取り付けられたカップの内面で油膜を形成し、遠心力により油を微粒化する。
⑤ガンタイプバーナは、ファンと空気噴霧式バーナを組み合わせたもので、空気圧により油を微粒化する。
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問3 ボイラーにおける液体燃料の供給装置について、誤っているものは次のうちどれか。(24後期)
①燃料油タンクは、地下に設置する場合と地上に設置する場合とがある。
②燃料油タンクは、用途により貯蔵タンクとサービスタンクに分類される。
③サービスタンクの貯油量は、一般に最大燃焼量の24時間分以上とする。
④油ストレーナは、油中の土砂、鉄さび、ごみなどの固形物を除去するものである。
⑤油加熱器は、燃料油を加熱し、燃料油の噴霧に最適な粘度を得る装置である。
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問4 次の文中の[ ]内に入れるA、B及びCの語句の組合せとして、正しいものは1~5のうちどれか。(24後期)
「ガンタイプオイルバーナは、[ A ]と[ B ]式バーナとを組み合わせたもので、燃焼量の調整範囲が[ C ]、オンオフ動作によって自動制御を行っているものが多い。」
①A=ファン B=圧力噴霧 C=狭く
②A=ファン B=圧力噴霧 C=広く
③A=ノズルチップ B=蒸気噴霧 C=狭く
④A=ノズルチップ B=蒸気噴霧 C=広く
⑤A=アトマイザ B=圧力噴霧 C=広く
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問5 霧化媒体を必要とするバーナは、次のうちどれか。(16後期)
①蒸発形バーナ
②回転式バーナ
③低圧気流噴霧式油バーナ
④ガンタイプバーナ
⑤圧力噴霧式バーナ
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問6 問25石炭の火格子燃焼方式に関する、次の文中の[ ]内に入れる用語として、 正しいものは1~5のうちどれか。(16後期)
「上込め燃焼とは、給炭方向と[ ]の供給方向が逆である燃焼方式である。」
①過剰空気
②一次空気
③二次空気
④三次空気
⑤理論空気
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問7 圧力噴霧式バーナのターンダウン比(バーナ負荷調整範囲)を調整する方法として、誤っているものは次のうちどれか。(16後期)
①燃料油の温度を加減する。
②バーナのノズルチップを取り替える。
③戻り油式圧力噴霧バーナを用いる。
④バーナの数を加減する。
⑤プランジャ式圧力噴霧バーナを用いる。
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問8 気体燃料の燃焼方式に関し、次のうち誤っているものはどれか。(19後期)
①拡散燃焼方式は、ガスと燃焼用空気を別々にバーナから燃焼室に供給する方式で、 ボイラー用バーナのほとんどがこの方式を利用している。
②予混合燃焼方式は、ガスと燃焼用空気を予め混合して燃焼させる方式で、 安定な火炎を作りやすく、逆火の危険性がない。
③予混合燃焼方式は、気体燃料の特有な燃焼方式で、ボイラー用バーナとしては パイロットバーナに利用されることがある。
④拡散燃焼方式は、火炎の広がり、長さ、温度分布などの火炎特性の調節が容易である。
⑤拡散燃焼方式を利用した基本的バーナとして、空気流の中心にガスノズルがあり、 先端からガスを放射状に噴射するセンタータイプバーナがある。
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問9 ボイラの熱損失のうち、一般に最も大きな熱損失は次のうちどれか。(22後期)
①各部からのドレン、漏出等による損失
②ボイラ周壁からの放熱損失 ③燃えがら中の未燃分による損失 ④排ガス熱による損失 ⑤不完全燃焼ガスによる損失
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問10 ボイラーにおける気体燃料の燃焼方式について、誤っているものは次のうちどれか。
①拡散燃焼方式は、安定な火炎を作りやすいが、逆火の危険性が大きい。
②拡散燃焼方式は、火炎の広がり、長さなどの火炎の調節が容易である。
③拡散燃焼方式は、ほとんどのボイラー用ガスバーナに採用されている。
④予混合燃焼方式は、ボイラー用パイロットバーナに採用されることがある。
⑤予混合燃焼方式は、気体燃料に特有な燃焼方式である。
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答え 15日目 「燃焼方式と燃焼装置」
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