2016年2月2日火曜日

1日目 熱及び蒸気

二級ボイラ技士教本 「熱及び蒸気」 P1~10 この章からは毎年1問づつ出題されています。



問1 伝熱に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。(H16後期出題)
①伝熱作用は、熱伝導、熱伝達、放射伝熱の三つに分けることができる。
②空間をへだてて相対している物体間に伝わる熱の移動を対流伝熱という。
③熱の伝導の良否を表すのに熱伝導率が用いられる。
④液体や気体が固体壁に接触して、その間に熱の移動が行われることを熱伝達という。
⑤固体壁を通して高温流体から低温流体へ熱が移動することを熱貫流又は熱通過という。
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問2 熱及び蒸気に関し、次のうち正しいものはどれか。 (H18後期出題)
①比熱の大きい物体は、温まりやすく冷えやすい。
②水の蒸発熱は、圧力が高くなるほど大きくなる。
③標準大気圧において質量1㎏の水を温度1K(1℃) 高めるのに要する熱量は4.187kJである。
④標準大気圧のときの水の飽和温度は100℃で、圧力が高くなるに従って飽和温度は低くなる。 ⑤過熱蒸気は、乾き飽和蒸気のことである。
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問3 熱及び蒸気に関し、次のうち正しいものはどれか。(H20前期出題)
①顕熱は、飽和水から飽和蒸気になるのに費やされる熱量である。
②比熱の大きい物体は、比熱の小さい物体よりも温まりやすく冷えやすい。
③水の蒸発熱は、圧力が高くなるほど大きくなる。
④飽和蒸気の比エンタルピは、飽和水1kgの顕熱の値である。
⑤過熱度とは、過熱蒸気の温度とその過熱蒸気の圧力に相当した飽和蒸気温度との差である。
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問4 伝熱に関し、次のうち誤っているものはどれか。 (H18前期出題)
①伝熱作用は、熱伝導、熱伝達、放射伝熱の三つに分けることができる。
②温度の一定でない物体の内部で、温度の高い部分から低い部分へ順次熱が伝わる現象を熱伝導という。
③液体や気体が固体壁に接触して、固体壁との間で熱が移動する現象を熱伝達という。
④空間を隔てて、相対している物体間に熱が移動する現象を対流伝熱という。
⑤固体壁を通して、高温流体から低温流体へ熱が移動する現象を熱貫流という。
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問5 熱及び蒸気について、誤っているものは次のうちどれか。(H23後期出題)
①標準大気圧のときの水の飽和温度は100℃で、圧力が高くなるに従って飽和温度は高くなる。
②水の蒸発熱は潜熱ともいい、圧力が高くなるに従って大きくなる。
③標準大気圧のときの水の蒸発熱は、水の質量1kgあたり約2257kJである。
④過熱蒸気の温度と、同じ圧力の飽和蒸気の温度との差を過熱度という。
⑤1kgの湿り蒸気の中に、x kgの乾き飽和蒸気と(1- x )kgの水分が含まれている場合、x をその湿り蒸気の乾き度という。
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答え 1日目 熱及び蒸気

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