2016年1月6日水曜日

12日目 「附属品及び付属装置の取扱い」

二級ボイラ技士教本 「附属品及び付属装置の取扱い」 P164~184 この章の毎回1~2問程度されています。



問1ばね安全弁の調整に関し、次のうち誤っているものはどれか。(H21前期)
①ボイラーの圧力をゆっくり上昇させ、安全弁の吹出し圧力及び吹止まり圧力を確認し調整する。
②安全弁が設定圧力になっても作動しない場合、直ちにボイラーの圧力を設定圧力の80%程度まで下げ、調整ボルトを緩めて調整する。
③エコノマイザの逃がし弁(安全弁)は、ボイラー本体の安全弁より低い圧力に調整する。
④安全弁が2個以上設けられている場合、1個の安全弁を最高使用圧力以下で作動するように調整したときは、他の安全弁を最高使用圧力の3%増し以下で作動するように調整することができる。
⑤最高使用圧力の異なるボイラーが連絡している場合、各ボイラーの安全弁は、最高使用圧力の最も低いボイラーを基準に調整する。
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問2 ボイラのばね安全弁から蒸気漏れがある場合の措置として誤っているものは次のうちどれか
①弁体と弁座のすり合わせをする
②試験用レバーがある場合はレバーを動かして弁の当たりを変えてみる
③ばねの調整ボルトを締めつけてみる
④弁体と弁座の間にごみなどが付着していないか調べる
⑤弁体と弁座との中心が合っているか調べる
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問3 ボイラー及び附属設備の安全弁の調整・試験に関し、次のうち誤っているものはどれか。(H21後期)
①ボイラーの圧力をゆっくり上昇させて、安全弁の吹出し圧力及び吹止まり圧力を確認する。
②安全弁の吹出し圧力が設定圧力よりも低い場合は、いったんボイラーの圧力を設定圧力の80%程度まで下げて、調整ボルトを締めて吹出し圧力を上昇させる。
③エコノマイザの逃がし弁(安全弁)は、ボイラー本体の安全弁より高い圧力に調整する。
④過熱器用の安全弁は、ボイラー本体の安全弁より後に吹き出すよう調整する。
⑤安全弁の手動試験は、最高使用圧力の75%以上の圧力で行う。
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問4 ボイラ水の間欠吹出しについて誤っているものは次のうちどれか(H23前期)
①吹出し装置はスケールスラッジにより詰まることがあるので装置の機能を維持するため適宜吹出しを行う
②吹出し弁を操作する者が水面計の水位を直接見ることができない場合には水面計の監視者と共同で合図しながら吹出しを行う
③締切装置が直列に2個設けられている場合はボイラ本体に近い急開弁を先に開き次に漸開弁を徐々に開いて吹出しを行う
④給湯用温水ボイラは酸化鉄スラッジなどの沈殿を考慮してボイラ休止中に適宜吹出しを行う
⑤鋳鉄製蒸気ボイラは燃焼が軽く負荷が低いときに吹出しを行う
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問5ボイラに給水するディフューザポンプの取扱いについて誤っているものは次のうちどれか(H23前期)
①ポンプの吐出し側の圧力計により給水圧力を確認する
②メカニカルシール式の軸については水漏れがないことを確認する
③運転に先立ってポンプ内及びポンプ前後の配管内の空気を十分に抜く
④運転を開始するときは吸込み弁及び吐出し弁を全開した後ポンプ駆動用電動機を起動する
⑤運転を停止するときは吐出し弁を徐々に閉め全閉してから電動機の運転を止める
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問6 ボイラーのスートブローを行うときの留意事項として、誤っているものは次のうちどれか。(H17後期)
①スートブローは、燃焼量の低い状態で行う。
②スートブローは、消火した直後の高温炉内では行わない。
③スートブローは、最大負荷よりやや低いところで行う。
④スートブローの前には、必ずドレンを十分に抜いておく。
⑤スートブローは、一箇所に長く吹きつけないようにする。
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問7 ボイラ水の間欠吹出しに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。(H17前期)
①鋳鉄製ボイラは、運転中に吹出しを行ってはならない。
②給湯用又は閉回路で使用する温水ボイラは、酸化鉄、スラッジなどの沈殿を考慮し、ボイラ休止中に適宜吹出しを行う。
③水冷壁の吹出しは、燃焼を軽くして行う。
④スケール及びスラッジが多量に生成するおそれがある場合は使用中もときどき吹出しを行う。
⑤吹出しはボイラを運転する前又は運転を停止したときあるいは燃焼が軽く負荷が低いときに行う。
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問8 電極式水位検出器の点検に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。(16後期)
①1日に1回以上、実際にボイラー水の水位を上下させることにより、その作動状況の異常の有無を点検する。
②1週間に1回以上、検出筒(水柱管)内のブローを行い、蒸気の凝縮による水の電気伝導率の上昇を防止する。
③6か月に1回程度検出筒を分解し、電極棒を目の細かいサンドペーパで磨き、付着物を落として電流を通しやすくする。
④蒸気のシールと電気絶縁性を兼ねてテフロンが使用されている場合には、テフロンの耐熱温度は240℃程度までであるから注意する。
⑤1年に1回以上、導通試験及び絶縁抵抗の測定を行う。
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問9 ガラス水面計の機能試験を行う時期として、誤っているものは次のうちどれか。(16後期)
①ボイラーをたき始める前
②ボイラーをたき始め、蒸気が出始めたとき
③フォーミングを生じたとき
④ガラス管を取替えたとき
⑤ボイラー運転中、水位が絶えず上下方向にかすかに動いているとき
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問10 安全弁の蒸気漏れの原因として、誤っているものは次のうちどれか。(16前)
①弁体と弁座の中心が合っていない。
②弁と弁座との間に、ごみなどの異物が付着している。
③ボイラーにスケールが多く付着している。
④弁と弁座のすり合わせが悪い。
⑤ばねが腐食して、弁を押し下げる力が小さくなっている。
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答え 12日目 「附属品及び付属装置の取扱い」

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