二級ボイラー技士に挑む日々「独学で過去問を勉強」
日本ボイラー協会発行の「二級ボイラー技士教本」からボイラー技士の試験は出題されています。 この教本の目次にそって過去問をセレクトしました。日々少しづつ取り組んでみてください。
2015年12月17日木曜日
7日目 附属品(圧力計、水面測定装置、通風計)
二級ボイラ技士教本 「ボイラー各部の構造と強さ」 P39~50
この章からは「長手継手、周継手の応力」や「ガゼットステー」、「炉筒の種類と応力」が出題される傾向が大きいようです。
問1 ボイラーに使用されるU字管式通風計の読み方(下図の矢印の長さ)として、正しいもの は次のうちどれか。なお点線の位置は標準大気圧のときの基準面とする。H16前期
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問2ボイラーに使用する計測器について、誤っているものは次のうちどれか。H24後期
1:ブルドン管圧力計は、断面がへん平な管を円弧状に曲げたブルドン管に圧力が作用すると、その圧力に応じて円弧が広がることを利用している。
2:差圧式流量計は、流路にオリフィスなどの絞りを挿入すると、入口と出口との間に流量の二乗に比例する圧力差が生じることを利用している。
3:容積式流量計は、だ円形のケーシングの中でだ円形歯車を2個組み合わせて回転させると、流量が歯車の回転数に比例することを利用している。
4:ガラス水面計は、可視範囲の最下部がボイラーの安全低水面より上方になるように取り付ける。
5:U字管式通風計は、計測する場所の空気又はガスの圧力を大気の圧力と比較して、その差を水柱で計る。
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問3 ガラス水面計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。H16後
①蒸気ボイラーには、原則として2個以上の水面計を見やすい位置に取り付ける。
②水面計は、ガラス管の最下部がボイラーの安全低水面と同じ高さになるように取り付ける。
③水面計は、ボイラー本体又は蒸気ドラムに直接取り付けるか、あるいは水柱管を設けこれに取り付ける。
④丸形ガラス水面計は、主として最高使用圧力1MPa以下の丸ボイラーなどに用いられる。
⑤水面計のコックは、ハンドルが管軸と同一方向になった場合に開くようになっている。
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問4 二色水面計で見える色の組合せとして、次のうち正しいものはどれか。H18後
(蒸気部) (水部)
①赤 緑
②黒 銀
③白 黒
④赤 白
⑤銀 黒
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問5 ガラス水面計に関し、次のうち誤っているものはどれか。H19前
①丸形ガラス水面計は、主として最高使用圧力1MPaを超えるボイラーに用いられる。
②貫流ボイラーを除く蒸気ボイラーには、原則として2個以上のガラス水面計を見やすい位置に取り付ける。
③平形反射式水面計は、水のある部分は光線が通って黒色に見え、蒸気のある部分は反射されて白色に光って見える。
④水面計は、ガラス管の最下部がボイラーの安全低水面と同じ高さになるように取り付ける。
⑤水面計は、ボイラー本体又は蒸気ドラムに直接取り付けるか、あるいは水柱管を設けこれに取り付ける。
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問6 ボイラーに使用される計測器に関する次のAからEまでの記述について正しい組合せはどれか。H19後期
A、圧力計のブルドン管の断面は、真円形に作られている。
B、胴と圧力計の間に水を入れたサイホン管を取付けブルドン管に蒸気が直接入らないようにする。
C、平形反射式水面計は、水部は銀色に光って見え、蒸気部は黒色に見える。
D、差圧式流量計は、オリフィスなどの絞りの入口と出口との間に流量の二乗に比例する圧力差が生ずることを利用している。
E、容積式流量計は、だ円形のケーシングの中にだ円形歯車を2個組み合わせたもので、流量が歯車の回転数の二乗に比例することを利用している。
①:A、B
②:A、D
③:B、D
④:B、E
⑤:C、E
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問7 ボイラーに使用される計測器に関し、次のうち誤っているものはどれか。H20後期
①ブルドン管圧力計は、円弧状に曲げた断面が真円形のブルドン管に圧力が加わると円弧が広がり、管の先の扇形歯車によって指針が動く。
②ブルドン管圧力計と胴の間にサイホン管などを取り付け、その中に水を入れてブルドン管に蒸気が直接入らないようにする。
③平形反射式水面計は、ガラスの前面から見ると水部は黒色に見え、蒸気部は白色に光って見える。
④差圧式流量計は、流路にオリフィスなどの絞りを挿入すると、入口と出口との間に流量の二乗に比例する圧力差が生ずることを利用している。
⑤容積式流量計は、だ円形のケーシングの中にだ円形歯車を2個組み合わせたもので、流量が歯車の回転数に比例することを利用している。
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問8 圧力計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。H17前
①一般には、ブルドン管式の圧力計が使用される。
②ブルドン管は、扁平な管を円弧状に曲げ、その一端を固定し他端を閉じ、その先に扇形歯車をかみ合わせたものである。
③圧力計と胴との間には、水を入れたサイホン管などを取り付ける。
④圧力計は、胴又は蒸気ドラムの一番高い位置に取り付けるのが原則である。
⑤圧力計のコックは、ハンドルが管軸と同一方向になった場合に閉じるようになっている。
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問9 ボイラーに用いられるブルドン管圧力計について、誤っているものは次のうちどれか。H21後期
①ブルドン管は、円弧状に曲げた扁平(へんぺい)な管で、圧力が加わると円弧が広がり、管の先に取り付けた扇形歯車によって指針が動く。
②圧力計の取付けには、ブルドン管に直接蒸気が入らないように水を入れたサイホン管などを用いる。
③圧力計は、原則として、胴又は蒸気ドラムの一番高い位置に取り付ける。
④圧力計のコックは、ハンドルを蒸気管軸と同一方向になった場合に開くようにする。
⑤圧力計に表れる圧力は、絶対圧力で、その値に大気圧を加えた値をゲージ圧力という。
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問10 ボイラーの水面計について、誤っているものは次のうちどれか。H21後期
①貫流ボイラーを除く蒸気ボイラーには、原則として2個以上のガラス水面計を見やすい位置に取り付ける。
②ガラス水面計は、可視範囲の最下部がボイラーの安全低水面と同じ高さになるように取り付ける。
③水面計は、ボイラー本体又は蒸気ドラムに直接取り付けるか、あるいは水柱管を設けこれに取り付ける。
④丸形ガラス水面計は、主として最高使用圧力10MPa以下のボイラーに用いられる。
⑤平形反射式水面計は、光の通過と反射の作用によって蒸気部は反射されて白色に光って見え、水部は光線が通って黒色に見える。
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答え 7日目 附属品(圧力計、水面測定装置、通風計)
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