2015年12月22日火曜日

9日目 「給水系統装置、吹出し装置、温水暖房用ボイラーの附属品

二級ボイラ技士教本 「給水系統装置、吹出し装置、附属設備、温水暖房用ボイラーの附属品、」 P69~50 この章の「給水系統」や「吹出し」に関する問題の出題頻度が高いです。



問1 ボイラーに吹出し装置を設ける目的として、正しいものは次のうちどれか。(H16前期)
1:ボイラー水の不純物の濃度を下げるため
2:ボイラーの内部を点検するため
3:プライミングを抑制するため
4:蒸気圧力を下げるため
5:ボイラー水の膨張分を逃がすため
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問2給水系統装置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。(H17前期)
①遠心ポンプは案内羽根を有するディフューザポンプと案内羽根を有しない渦巻ポンプに分類される。
②高圧のボイラーには、多段ディフューザポンプが用いられる。
③給水弁には、アングル弁又は玉形弁が用いられる。
④給水弁と給水逆止め弁をボイラーに取付ける場合には給水逆止め弁をボイラーに近い側に取り付ける。
⑤給水内管は、ボイラーの胴又はドラム内の広い範囲に給水を分布させるもので、  安全低水面よりやや下方に取り付ける。

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問3 温水循環装置に関し、次のうち誤っているものはどれか。(H18前期)
①温水暖房ボイラーでは、一般には温水循環ポンプを用いて強制循環方式とすることが多い。
②温水循環ポンプは、配管内に設けられ、普通は渦巻ポンプ又は軸流ポンプが用いられる。
③凝縮水給水ポンプは、重力還水式の蒸気暖房ボイラーに用いられる。
④真空給水ポンプは、温水暖房ボイラーの循環ポンプとして広く用いられる。
⑤真空給水ポンプは、一般に真空ポンプと給水ポンプとを受水槽とともに一体化して、それぞれのモータによって駆動される。 
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問4 吹出し(ブロー)装置に関し、次のうち誤っているものはどれか。(H18後期)
①ボイラー水の不純物の濃度を下げ、かつ、ボイラー内の沈殿物を排出するための装置である。
②吹出し弁は、スラッジなどによる故障を避けるため、仕切弁又はY形弁が用いられる。 ③小容量の低圧ボイラーでは、吹出し弁の代りにコックを用いることが多い。
④大型及び高圧ボイラーでは、2個の吹出し弁を設け、ボイラーに近い方に漸開弁を、遠い方に急開弁を取り付ける。
⑤連続運転するボイラーでは、ボイラー水の濃度を一定に保つように調節弁によって吹出し量を加減し、少量ずつ連続的に吹き出す連続吹出し装置が用いられる。
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問5 ボイラーの給水系統装置に関し、次のうち誤っているものはどれか。(H19後期)
①ディフューザポンプは、羽根車の外周に案内羽根がないので高圧が得にくく低圧のボイラーに使用される。
②ボイラー又はエコノマイザの入口には、給水弁と給水逆止め弁を備える。
③給水弁にはアングル弁又は玉形弁が用いられ、給水逆止め弁にはスイング式又はリフト式が用いられる。
④給水弁と給水逆止め弁をボイラーに取り付ける場合には、給水弁をボイラーに近い側に取り付ける。
⑤給水内管は、一般に長い鋼管に設けられた小さな多数の穴から、給水をボイラーの 胴又はドラム内の広い範囲に分布させるもので、安全低水面よりやや下方に取り付ける。
⑤長い主蒸気管の配置に当たっては、温度の変化による伸縮を自由にするため、湾曲形、ベローズ形、すべり形などの伸縮継手を設ける。
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問6 温水ボイラーに使用されない附属品は、次のうちどれか。(H20前期)
① 水高計
② 温度計
③ 逃がし管
④ 験水コック
⑤ 逃がし弁 
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問7 ボイラの給水系統装置について、誤っているものは次のうちどれか。(H23後期)
①ボイラに給水するポンプは、主に遠心ポンプが使用される。
②渦巻ポンプは、羽根車の周辺に案内羽根がなく、一般に低圧のボイラに使用される。
③インゼクタは、空気の噴射力を利用して給水する装置で圧力の高いボイラに使用される。
④給水弁にはアングル弁又は玉形弁が、給水逆止め弁にはスイング式又はリフト式の弁が使用される。
⑤給水弁と給水逆止め弁をボイラに取り付ける場合には、給水弁をボイラに近い側に取り付ける。
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問8 ボイラーにエコノマイザを設置した場合の得失として、誤っているものは次のうちどれか。(H25前期)
①通風抵抗が多少増加する。
②炉内伝熱管の熱吸収量が多くなる。
③ボイラーへの給水温度が上昇する。
④ボイラー効率が上昇する。
⑤燃料の性状によって低温腐食を起こすことがある。
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問9 ボイラに空気予熱器を設置した場合の特徴として誤っているものは次のうちどれか(H23前期)
①ボイラの効率が上昇する
②燃焼状態が良好になる
③燃焼室内温度が上昇し炉内伝熱管の熱吸収量が多くなる
④水分の多い低品位燃料の燃焼に有効である
⑤乾き度の高い飽和蒸気を得ることができる

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問10 ボイラーの附属品及び附属装置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。(H17後期)
①エコノマイザは、煙道ガスの余熱を利用して燃焼に用いる空気を予熱する装置である。
②スートブロワは、煙道ガスを利用して、ボイラー伝熱面のすすを自動的に取り払う装置である。
③インゼクタは、空気の噴射力を利用して給水するものである。
④凝縮水給水ポンプは、重力還水式の蒸気暖房装置に用いられるポンプである。
⑤蒸気トラップは、配管中にたまった懸濁物を取り除く装置である。
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答え 9日目 「給水系統装置、吹出し装置、温水暖房用ボイラーの附属品」

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